i-fm茨城放送は、FM水戸局94.6MHz、日立局88.1MHz、AM水戸局1197kHz、土浦・県西1458kHzで茨城県内をカバーするラジオ放送局です。

番組審議会議事録概要

平成28年10月度 茨城放送番組審議会議事録概要

開催日時
平成28年10月19日(金)
AM10:30~PM0:00
開催場所
茨城放送本社会議室
委員の出席 [*印 委員長 ・印 副委員長]
  • 渋 谷 照 夫 (*)
  • 米 倉 達 広 (・)
  • 武 山 忍
  • 小 西 俊 一
  • 鷲 田 美 加
  • 菊 池 克 幸

茨城放送出席者

代表取締役社長
北 島 重 司
常務取締役兼業務局長
高 橋 正 良
審議室長兼業務局編成制作部長
鴨 川 貴 史
議題
「スマイルスマイル+i 青なじみスペシャル ~はたして喉はもつのか?」
(5月4日 12:55 ~15:55)

委員からの意見

 

委 員

マシコ氏のトークには簡潔な語りの技術がある。芸術にも近く、俳句の極意との共通点を感じる。リスナーを退屈させない自然な語りは無駄な話がなく、リスナーを引き付けている。朝風呂に入りながらイメージトレーニングをしたと放送で話していたが、さわやかさと無駄のないトークは事前準備により計算された簡潔な技だと感じる。リスナーからのわかりづらい内容のメッセージには「句読点をつけてくれ!」と言ったり、間違った内容にはユーモアを交えたトークで対応していてリスナーの心をつかんでいると感じる。茨城弁で面白く伝える技術の巧みさだ。また、茨城弁自体にリズムがあるが、リスナーからの「でんでれっこしょう。でんでれっこしょう。先生に言ってやろう!」のメッセージに「立派なミュージックだっぺよ」と答えてリズムをつけて紹介する様子もあり作曲家マシコ氏の高い音楽性を感じた。茨城弁のCMも大変おもしろく3時間のワイド番組を飽きさせない工夫を感じた。

委 員

徹底した茨城弁で茨城弁を学べる内容になっている。ヒアリングは可能だが自分が話そうとすると困難だったので、ピンポイントで茨城弁のしゃべり方のレクチャーがあり勉強になった。長時間聴いていると訛りが愛おしく、美しくも感じた。茨城弁を介して茨城の県民性がでているのも良い。マシコ氏の切り替えしや受け答えは絶妙で好きだが、何かわからない内容のお便りが来た時に、分からないときは「しゃぁんめい、いかっぺよ」と、さらっと流してしまうといったところが県民性をすごく表していると思う。どこを聴いても茨城弁の内容なので茨城放送独自の番組になり良い。パーソナリティ、レポーター、番組制作スタッフ人の魅力が茨城弁と相まって表に暖かく感じる番組である。茨城県民の精神性のようなものに触れたような気がした。リスナーから火祭りに関する下ネタのお便りが来た際も、マシコ氏がぎゃははと笑わずに、最初に「主催者に怒られっかんね」と言って上手に流している様子、茨城弁だけど上品さを保っている。

委 員

スペシャル番組で1時間の茨城弁トークは心配したが、大変楽しく聴いた。さすがである。公開放送なので、パーソナリティやスタッフはもちろん、来場のリスナーも含めた周りとの一体感を感じる。メールやFAXなどのリスナーから届いたメッセージを頼りに番組を作っているということで、ぶっつけ本番のような状況で放送しているのがすごいと思う。レポートに出演していた石塚食品の方とのやりとりは、リアル茨城弁というか、マシコ氏との話がかみ合っていないようにも感じたが、最終的には茨城弁同士の調和を感じた。またマシコ氏のパーソナリティのスキルの高さを感じる部分でもあった。このことは生放送の醍醐味と感じる。茨城弁を使ったクリーニングのCMも面白かった。

委 員

茨城放送の中で全国区になる番組だと改めて感じた。茨城弁は泥臭い言葉で、いなかっぺな言葉だと思う。しかし日本人の中に深く入り込んでいるような、すっと入る懐かしい言葉の流れ、響きのようなものを感じる。茨城だけでなく全国の人が聴いて心地よいと感じる言葉なのではないだろうか?茨城は魅力度最下位と言われているが、ラジコなどでぜひ全国で聴いてもらい、茨城のイメージアップにつなげられる番組の一つにしてもらいたい。日常的に聴かれなくなっている茨城弁が公共放送であるラジオが積極的に取り上げるというのは、故郷の良さを見直す意味で良いことだ。茨城は言葉もそうだが、民話や昔話が多く残っている地域だ。残そうと活動しているサークルも多い。茨城弁を見直すという意味では、このようなエンターテイメントも入り易くて良いが、ぜひ民話や昔話の語り部等も番組で取り上げてほしい。映像がないラジオだからこそ、想像をかきたてられ、夢が広がるので、それを茨城弁でやるのは大変良いことではないだろうか? 茨城弁の青なじみの番組はずっと続けてほしいが、栃木弁のお笑い芸人U字工事との対決や江戸弁のべらんめい調とのコラボなど方言を生かした番組作りをさらにすすめていただければ、茨城放送の方言に対する愛を全国にさらに知らしめることができるのではないだろうか?期待をしています。

委 員

今回の番組は3時間の長時間、茨城弁でしゃべり続けるというマシコ   タツロウのトークが最後まで切れ味よく、また懐かしさと面白さが絡み合ってとても心地よく、また時々笑いを堪えながら聞かせて頂いた。今回のマシコタツロウは、前半から飛ばし気味な印象である。コーナーの出鼻で「こんな爽やかに始まっていいのけ?ちげーべよ!あれだっぺよ!もう一回タイトルコールすっぺよ~じゃいくかんね!!」と、これも自虐テイストで泥臭いBGMでやり直す、という演出でキックオフ! その後もマシコの小気味良いリズム溢れる茨城弁が止めどなく流れ、リスナーのグルーブ感を掴んで離さない。圧巻はレポート、出演した男性の太く張りのあるまさにバリトンボイス、しぶい茨城弁が最高であった。それに続く茨城弁CMは、茨城県人が自分達を自慢することができるCMコンテンツであると感じた。茨城弁万歳!な番組であった。

委 員

全編方言で通す生ワイド番組というのは異例だろう。それを実現させたのは、正調茨城弁の遣い手、マシコタツロウさんへの圧倒的な支持である。毎回紹介し切れないほどのメールと、放送直後からかかってくるリスナーの電話が、それを裏付けている。茨城放送でいま、最も旬な番組ではないか。何よりも「茨城愛」にあふれている。 県民なら少なからず、なまりを指摘され、恥ずかしい思いをした経験があろう。マシコさんの茨弁トークは、そんな負い目などみじんも感じさせない。堂々と、思い切りよく、ぐいぐいドライブしていく切れ味がある。聴く者に対し「茨城弁は恥ずかしくない」「茨城弁って魅力があるんだ」と気付かせてくれる。そこに人気の秘密があるのではないか。マシコさんが言うように、この番組は「メールが肝」である。そこでは、リスナーそれぞれの茨城弁との関わりなどが自由に語られ、マシコさんが突っ込む。「いじやける」「おお、やんなっちゃー」などの方言も紹介され、「あるある」と共感する自分がいる。ぎすぎすしない県民性について「観光魅力度は最下位でも、人間としての魅力度は1位」という便りが読まれ、マシコさんが絶賛する。リスナーも納得する。茨城弁への共感が茨城県への愛情へと発展していく。制作者の意図するところだろう。他県出身者が「茨城弁は話せない」とメールを寄せたのに対し、マシコさんの答えがふるっている。「同じトーンでずっと話して、最後だけピッと上げればいい」。とかく、しり上がりのイントネーションだけが面白がられる茨城弁だが、マシコさんという「茨城弁遣唐使」が誕生し、茨城弁の魅力が全国に発信され、ひいては茨城県の魅力再発見につながっていく。この番組は、そのけん引役を務めるのではないか。マシコさんのトークをフォローする新たなパーソナリティーを発掘するなどし、看板番組としてさらに成長していってほしい。
2016年10月30日
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